スーパーに行くたびに、商品の値上げに驚くことが増えましたね。「何かを我慢しなきゃ」と身構えてしまうかもしれませんが、実は我慢せずに食費を抑える強力な味方がいます。それが、大手スーパーなどが独自に展開する「プライベートブランド(PB)」です。今回は、無意識に選んでいた「いつものブランド」を賢く置き換えるだけで、食費を自然に引き下げる仕組みについてお話しします。
PBは「安かろう悪かろう」ではない

かつては「安いけれど味は二の次」というイメージもあったPBですが、今は全く違います。多くの場合、製造しているのは誰もが知る大手メーカー。広告宣伝費やパッケージ代を極限まで削っているからこそ、中身は高品質なまま低価格を実現できているのです。
「中身が同じなら、安い方を選ぶ」。このシンプルな仕組みを買い物に取り入れるだけで、食費のベースラインは劇的に下がります。
変化の激しい時代を、こうした「仕組み」で乗りこなす全ステップを確認したい方はこちらをご覧ください
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「調味料」と「消耗品」から置き換えを始める
すべての食材を一度にPBへ変える必要はありません。まずは味の差が出にくい「調味料」や、毎日使う「日用消耗品」から仕組み化を始めてみましょう。
例えば、醤油やマヨネーズ、サラダ油。あるいはトイレットペーパーや洗剤など。これらをPBに固定するだけで、買い物に行くたびに「どれが安いかな?」と悩む時間も節約できます。選択肢をあえて絞ることが、らくして得する家計への近道です。
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製造元(メーカー)をチェックする楽しみ

PB商品を手に取ったら、ぜひ裏面の「製造所」を確認してみてください。普段使っている有名メーカーの名前が載っていることも多く、それを見つけるのはちょっとした「宝探し」のような楽しさがあります。
「同じメーカーが作っているなら安心」という根拠があれば、迷いなく安い方を選べますよね。この「納得感」こそが、無理なく節約を継続させるための大切なエンジンになります。
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まとめ:選択の「基準」を変えれば家計は変わる
PB活用は、単なる節約ではなく、自分にとっての「適正価格」を見極める知的なゲームです。
「ブランド名」でお金を払うのではなく、「品質」に対してお金を払う。この視点を持つだけで、食費は自然と最適化されていきます。次回の買い物では、ぜひ棚の少し横にあるPB商品に目を向けてみてください。その小さな選択が、あなたの家計に確かなゆとりをもたらしてくれますよ。

